職人さん不足で増える製缶品の加工依頼
こんにちは、「技術と安心のサプライヤー」セールスエンジの杉山です。
最近は、腕のいい叩き上げの製缶職人さんが減ってまして、
昔はどこの鉄工所でも作れていた物ができ無くなっています。
そのため、製缶加工品の仕事の依頼をよく受けます。
昔は、製缶品をつくる時、一枚の鉄板をガスで切断して、曲げて、溶接して組立てる作業を一人の職人さんでされてました。
今は、材料を切る、曲げるは、曲げ加工屋さんが専用機でされます。
製缶品の鉄工所さんでは、その出来上がった材料を溶接して組み立てるだけなんで、プラモデルを作るみたいだそうです。
職人さんがよく言われます。
「今ん、若かっは機械がなかと、いっちょん作りきらん!」
時代が、腕利きの製缶職人さんが育つ環境に、無いんですね。
「ものづくり日本! 大丈夫かい!」(。-`ω´-)
なので、ちょっと難しいような製缶品の製作依頼を頂きます。
工場の古い機械設備になると図面がない事も多いので、現場で寸法を測定し製作図の作図も行います。
材質SUS304のスクリューコンベヤ羽根軸(Φ500×3000L)全周オールTIG溶接です。
先端に向かって、羽根の外周が傾斜になっています。
羽根軸の両端はベアリングが入るので、旋盤加工を行っています。