高額の機械を売るためには
少し時間が空きましたので、地元のお客さん回りをしていました。
「杉ちゃん、久しぶりやんか。たまには出てこんけんた」
工場の中に、新品の工作機械(シャーリング)が設置されており。
工作機械は専門ではないのですが、20年ほど前は機械工具商に勤めていましたので興味があります。
「どこどこの工具商社から、買ったよ」
あれっ、わたしが昔、勤めていた商社からじゃないんですね。
「機械を買った商社は、最近、よく顔出しに来るけんね」
これまで付き合いが無かった商社さんでしたが、来るたびに情報発信していたらしく。
その種まきが、高額の工作機械の販売へと繋がっていました。
情報発信をしていない商社=商品知識がない
お客さんは、そのように捉えられていました。
高額の機械になればなるほど、知識を持った信頼できる人から買いたいですもんね。
それを、普段からアピールするのは、とても大切です。