水が悪い地域は、洗車をすると車が真っ白になる
こんにちは、「冷却塔トラブル改善プロ」の杉山です。
いつも、色んなお問合せを頂き、ありがとうございます。
「クーリングタワーの黒いところに付いている、白いもの落とすいい方法はありますか?」
みなさんが気になるご質問かと思いますので、
ブログに書かせてもらいました。
白い付着物を、高圧洗浄機で毎月1回洗ってあるそうで、
相当、水で困られているご様子です。
黒い部分は、充てん材と言って、水を蒸発させるための部品です。
表面に付く白い物質は、カルシウムやシリカなど、
水が蒸発した後の残り物です。
やかんを空焚きすると、底に残る白い水あかと同じです。
「お客さんの地域は、相当、水質が悪かみたいですね」
「そうなんですよ、車を洗車すると真っ白くなります」
真夏に、洗車すると白く水垢が付くのも、
水に含まれたカルシウムのせいです。
充てん材に付着したままだと、どんどん成長していき、最後は目詰まりします。
しかし、月一回の洗浄とは、大変でしょうね。
白い付着物を落とすには、高圧洗浄機で洗うのが一番です。
付着する量を減らす方法としては、
水を濃縮させずにブローすることをおススメします。
捨てる水の量としては、ほぼ水をかけ捨ての状態です。
それくらい、水を捨てないとスケール障害は防ぐことができません。