水冷式の溶接機トーチの温度が上がる原因とは
こんにちは、「技術と安心のサプライヤー」セールスエンジの杉山です。
「溶接機の冷却水が流量低下し、トーチの温度が上がるので改善したいのですが?」溶接の品質が安定せずお困りでした。
水冷式の溶接機トーチや切断機トーチは、高温になるため内部に冷却水を流してトーチを保護しています。
トーチの内部は、冷却水管がとても細いため詰まりやすい構造をしています。そのため、冷却塔(クーリングタワー)の水質が悪いと、スケールや錆、藻などが繁殖し冷却水管を詰まらせます。すると、冷却水が流れず、トーチが高温となり温度異常で停止したり、破損につながります。また、スポット溶接機などでは、トーチの温度が安定しないと、製品の品質にも影響します。
溶接機の安定的な稼働には、日常から冷却水の水質管理がとても重要です。