角形冷却塔(クーリングタワー)の上部から水が溢れる原因

こんにちは、「技術と安心のサプライヤー」セールスエンジの杉山です。

 

角形冷却塔(クーリングタワー)の上部より、水が溢れていることがありませんか?

 

冷却塔の周囲は、水浸しの状態で藻やコケが生えて滑りやすく危険です。

 

なぜ、冷却塔の上部から水が溢れてくるのかをご説明いたします。

 

冷却塔(クーリングタワー)上部散水槽

 

冷却塔の上部には、”散水槽”という冷却水を充填材へシャワー状に降らせる、ジョウロのような水槽があります。

 

冷却塔(クーリングタワー)上部散水槽

 

上部散水槽の小さな穴が、目詰まりすると水が流れなくなり、水が溢れてきます。

 

その水が冷却塔の横をつたって外へと流れ、周囲が水浸しになります。

 

冷却塔(クーリングタワー)上部散水槽

 

上部散水槽が目詰まりする原因は、下記のによるものです。

  1. カルシウムやマグネシウム、シリカなどが析出した、スケール屑
  2. 配管が腐食によって剥がれてきた、サビの屑
  3. 藻の繁殖によるヘドロ

下の写真は、循環ラインより流れてきた、スケール屑です。これが、散水槽の穴に詰まり水が流れなくなっていました。

 

 

散水槽が詰まると充填材に水が掛かりませんので、水を冷やせなくなり水温が上昇します。

 

水が溢れている場合は、散水槽に詰まったスケール屑を取り除いてやるとスムーズに散水され、溢れや水漏れも解消されます。

 

上部散水槽スケール屑

 

こうしたトラブルを解消するには、冷却塔(クーリングタワー)の水質管理を行い、水処理薬剤によるスケール防止・藻の繁殖をおさえる除菌が効果的です。

 

冷却水が溢れてお困りでしたら、お気軽にご相談ください。

 

Youtubeでも冷却塔の上部散水槽の役割について、解説しています。

 

 

「水のかかりつけ医」セールスエンジとは

熊本県荒尾市で、工場で使用される熱処理設備の水質管理を専門とした水処理屋です。冷却水の水質管理から冷却塔(クーリングタワー)の点検、修理、メンテナンスまで、水のことから設備のことまで知識が豊富な会社です。

 

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