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熱処理炉の冷却不足によるトラブルについて

熱処理炉の冷却不足によるトラブル

この動画では、熱処理炉の冷却不足によるトラブルについて解説しています。熱処理炉では、冷却水の管理が重要であり、冷却塔(クーリングタワー)から送られる水が熱処理炉の外側をヘッダー配管を通って分かれ、再び集まり冷却塔へと戻っていきます。しかし、スケールや藻などで配管が詰まると冷却不足が起こり、部分的な破損が生じる可能性があります。そのため、常に流量を監視し、配管が詰まった場合は洗浄するなどの対策が必要です。また、水質の管理も重要であり、水質が悪化すると配管が詰まる可能性が高まります。熱処理炉のトラブルを少なくするためには、常に水質を管理し新設時の状態を維持することが重要です。

よくあるご質問

熱処理炉の冷却不足によるトラブルはどのように起きるのか?

熱処理炉の冷却不足によるトラブルは、冷却水の配管が詰まることによって起こります。配管内にスケールや詰まりが生じると、冷却水の流量が減少し、熱処理炉の一部が十分に冷却されなくなります。逆に、他の部分の冷却水の流量が増え、過冷却状態になることもあります。冷却水の流量を定期的に監視し、詰まりが発生した場合には洗浄を行うことが重要です。

冷却水の流量を常に監視する必要があるのはなぜか?

冷却水の流量を常に監視する必要があるのは、配管内の詰まりやスケールによって冷却不足や過冷却が起きる可能性があるためです。冷却水の流量が減少したり増加したりすると、熱処理炉の効果が低下し、トラブルが発生することがあります。定期的な監視と詰まりの洗浄によって、冷却水の流量を適切に維持することが重要です。

スケール障害はなぜ10年ほどかかって起こるのか?

スケール障害が10年ほどかかって起こる理由は、配管内に徐々にスケールが蓄積されるためです。スケールは時間の経過とともに徐々に厚くなり、配管の中を通る水の流量を制限します。そのため、スケール障害が完全に発生するまでには時間がかかります 。

冷却塔(クーリングタワー)のトラブル改善事例はどこで確認できるのか?

冷却塔のトラブル改善事例については、こちらをご覧ください。

動画について

YouTubeでは、熱処理炉の冷却不足によるトラブルについて解説しています。ご視聴ください。

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