株式会社セールスエンジ

「設備の未来(あした)をささえる」
冷却塔トラブル改善プロ

密閉式冷却塔(クーリングタワー)の凍結トラブル

こんにちは、「技術と安心のサプライヤー」セールスエンジの杉山です。

早いもので、もう11月です。まだ、日中は陽気な天気が続いていますが、これから寒くなりますので、密閉式冷却塔で起きる凍結トラブルについてお話します。

密閉式冷却塔は、充填材の間に銅チューブが何本も入っています。

銅チューブの内部には、冷却水が流れており外部に散布水を掛けて外側から冷却水を冷やしています。冷却対象の設備が稼働している時は、冷却水の水温も上がっているので、凍結の心配はないのですが。

設備が停止していて、冷却水の循環も停止している場合、冷却塔(クーリングタワー)内の銅チューブが凍結破損します。しかも、何本も入っているため一気に破損します。

これからの季節は、凍結恐れがある場合、対策が必要になります。対策としては、冷却水を抜いておくか、設備を稼働し水温を上げておくなどが凍結対策としては有効です。

Youtubeでも密閉式冷却塔の凍結トラブルについて、解説しています。