ベルトコンベヤの不具合を現地でオーバーホール
『ベルトコンベヤのモータが頻繁に停止するので現場を見て欲しい』
と食品工場様よりお問い合わせを頂きました。
お盆休み直前に電話が…( ゚ Д ゚!)『い、いまスグですか?』
メーカーさんが休みに入り部品の手配ができない状況で焦りました。
お客さん『いや、取り敢えず生産はできるのでお盆明けでいいですよ』
連休明けに、すぐに伺うと。
機械に連動したコンベヤが運転しだすとブレーカーが跳ぶとの事。
コンベヤのモータが過負荷状態でサーマルが跳んでいる様子。。。
モータは半年前に機械メーカーから購入し新品と交換されていました。
でも、ある日突然モータが過負荷になるなんて何かおかしい???
お客さん『交換したモータが不良品みたいなので、もっと力の大きいモータに代えられんですか?』
私『それは、モータの不具合じゃ無くて別に原因があっですよ。一度オーバーホールしてんですか』
お客さん『自分達じゃ手が回らんので、杉山さんオーバーホールしてくれんですか?』
私『よかですよ。大きなコンベヤじゃないんで、工場の隅っこの場所を貸してください』
手でも動くコンベヤが、スムーズに動きません。
話しを聞けば、製品がコンベヤに詰まりベルトに噛んでから調子がおかしくなったらしく。
分解してみると、フレームとベルトの間に挟まったものがベルトの滑りを悪くしてました。
ブレーカーが跳ぶ過負荷の原因はこれの様です。
コンベヤを分解し、錆びた部分はブラシで磨き、部品はすべてアルコールで洗浄しました。
ほぼ新品同様.。.:*☆
軸受のベアリングが割れていましたので、これは新品と交換。
あと、スプロケットの速比を下げて、コンベヤのトルクをUPさせました。
クランプメーターで電流値を測定し定格0.48Aに対して0.3Aで問題無し!
最後は、試運転を行いながらベルトの蛇行調整を行いました。
機長も短いのでベルトの蛇行もすぐに収まり、これでオーバーホール完了です。
今回、ご依頼を頂いたのは、明治10年創業のこんにゃくメーカー「石橋屋」様です。
写真は、「ミスター・コンニャク」こと石橋渉社長です。
昔ながらの「バタ練」と呼ばれる製法で作られたこだわりのこんにゃくは、大牟田で作られ全国の百貨店や高級スーパー、そして世界20か国へと輸出されているそうです。
テレビや雑誌で何度も紹介されていて、こんにゃくを海外へ展開するというビジネスモデルでも注目を集めています。
石橋屋さんのこんにゃくは、とにかく美味しいんです。
噛むとゴリゴリした「バタ練り」独特の歯ごたえがたまりません(≧▽≦)☆
一度食べたら、忘れられない食感です。
私のお勧めの食べ方は、こんにゃくBBQです。
焼くとさらにゴリゴリ感がUPし、たまらんです!
よ〜く探せば、近くのスーパーでも販売されていますので、皆さんも一度「石橋屋こんにゃく」ご賞味あれ!
修理のお礼にと沢山のこんにゃくを頂きましたヾ(≧∇≦*)/
また何かお困りの際は、すぐにお呼び下さいm(_ _)m
こんにゃくの為なら頑張ります!
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