冷却塔の給水量が増加する原因とは
こんにちは、「技術と安心のサプライヤー」セールスエンジの杉山です。
知らず知らずのうちに、冷却塔(クーリングタワー)の給水量が増加して、水道料金を知って驚くことがあります。
原因として、1っは、ボールタップの故障があります。通常は、冷却水が一杯になると自動で弁が閉まるのですが、弁が故障や異物が噛みこむなどすると水が漏れて出っぱなしになります。この場合は、ボールタップを新品に交換してください。
ボールタップを交換する際には、取り付け前にボールタップを分解して、中に取付けられているストレーナを外してください。ストレーナを付けたままだと目詰まりした時に、給水がされず冷却水が干上がる原因になりますのでご注意ください。
もう一点は、自動ブロー装置のセンサーが誤作動して、ブロー弁が開きっぱなしになっている場合です。センサーは、感度が狂うことがあるため定期的に校正が必要です。ポータブルの電気伝導率計を使って、公正をおこなう必要があります。
Youtubeでも、冷却塔の給水量が増加する理由について、解説しています。