「顧客の十戒」を営業に出掛ける前に読んでいます
「顧客の十戒」Facebookのシェアで知って、事務所のドアに張り営業にでる際、必ず読んでから出掛ける様にしています。お客さんが、どう考え何を思っているのかが良く分かる内容です。始め知った時、衝撃を受けました。
その「顧客の十戒」を元にした企業間取引編(BtoB編)です。これもまた、顧客の心理が良く表現されており、お客さんを粗末にするといけんと言う事がよく分かります。
PDF版は、こちらよりダウンロードできます。→「顧客の十戒」
顧客の十戒:企業間取引編
一、当社は感情で御社の商品を買うのではありません。御社の商品やサービスを買えば、どんなメリットがあるのか、理路整然と具体的に教えて下さい。
ニ、売ろう売ろうと説得しないで下さい。ましてや議論など以てのほかです。議論に負けて御社の商品を買うことなど有り得ません。説得や議論の前に、御社の商品で「当社の何を解決できるのか」わかって下さい。
三、御社の商品の強みは何ですか?同業他社が売っていない魅力は何ですか?御社の商品を買えば、どんな良いことがありますか?それが分らなければ御社の商品を買う必要があっても、相見積りで、安いところへ発注します。
四、365日の中の一日の、その一日の中の約30分、初めて会っただけで、当社が御社の商品を買う可能性は著しく低いと考えて下さい。もし即決で買うとしたら、その商品を当社が求めていた時だけです。
五、しつこく面会を求めないで下さい。時は金なり。当社の社員の給料を時給換算すると1分たりともムダにできません。仮に、当社にメリットがあるのでしたらお会いしますが、意味のないアポイントは、時間という金銭を消失せしめている事実に気づいて下さい。
六、会うたびに「買って!」「買って!」「買って!」と、駄々っ子のように強請(ねだ)られても、買わないものは絶対に買いません。売るばかりが営業の仕事ではないことを知って下さい。
七、決算月とか強化月間とか、御社の内部の都合で売ろうとしないで下さい。当社に大切なのは当社の都合であって、御社内の事情など、当社には一切関係ないのですから。
八、売ったあとは、知らぬ存ぜぬですか?無論それでも構いませんが、御社の商品で当社の何を解決できたか気になりませんか?少なくとも、当社から御社へ、購入後のその後を報告する義務など無いことだけは確かです。
九、当社が御社を忘れても、当社を責めないで下さい。御社が顧客を忘れないのと同様に、当社も顧客は忘れません。が、顧客でなければ忘れてしまいます。御社を忘れるかどうかは、もちろん、御社次第です。
十、当社も法人ですから、常に何らかの問題を抱えています。その問題を御社が解決できるとき、当社は諸手を広げて御社を歓迎するでしょう。
インターアクティブマーケティングのWebサイト「顧客の十戒」引用