焼成炉に冷却水の水質管理を導入
こんにちは、「技術と安心のサプライヤー」セールスエンジの杉山です。
焼成炉の冷却塔(クーリングタワー)更新にあわせて、水質管理を導入いただきました。
これまで、炉の老朽化が激しく冷却水ジャケットの水漏れや、ストレーナに藻などが詰まり冷却水が流れなくなるなどのトラブルでお困りでした。
対象設備:焼成炉
冷却塔能力:60冷却トン
冷却水薬剤の効果:スケール防止、防食効果、スライム抑制
薬注方式:補給水の流量にあわせて薬剤を注入する「流量比例薬剤注入」
【冷却水管理システム構成】
冷却水ブロー管理装置、薬注ポンプ、薬品タンク100L、パルス発信式流量計
システム選定のポイント:焼成炉の稼働が不定期で熱負荷に変動があることから、補給水の給水量にあわせた水処理薬剤の注入をすることで、炉が停止しているときに薬剤のムダな注入を削減するシステム構成としました。
水質管理を導入後は、毎月1回以上、お客様の工場を定期訪問し、水の採水、現場での水質チェック、冷却塔の点検、水質分析の報告、水処理薬剤の補充など、現場での徹底した管理でトラブルを未然に防止します。
熱処理設備の冷却水トラブルでお困りでしたら、ぜひお問合せください!