株式会社セールスエンジ

「設備の未来(あした)をささえる」
冷却塔トラブル改善プロ

商社は、メーカーさんのお手伝い役

あるメーカーさんのプラント装置を、ようやくお客さんよりご注文いただく事ができました。

そのメーカーさんとは、これまで何度となく見積りを行うも、計画がとん挫したり予算が合わなかったりと、なかなか注文に結び付ける事ができずにいました。

メーカーさんは、お客さんの所に出入りしている別の商社さんともお付き合いがあったので、営業の方に見積りを依頼するたび他の商社さんの事を気にされ、お互い積極的な営業ができず、どこか見えない壁を感じていました。

うちは、商社なのでメーカーさんの協力が無いと、モノを売りたくても売る事ができません。

他のメーカーさんでも同じ様な装置を作られているところは複数あります。その中でも、見積りや技術的な回答をとてもスピィーディに対応して頂けるので、うちとしては積極的に販売をさせて欲しいメーカーさんでした。

その為、今回のご注文は、うちとメーカーさんとの関係を築くためにとても大切な案件でした。

でも、他の商社さんと競合し価格を下げて受注したのでは、メーカーさんから信頼を得る事ができんしな〜、何か良か方法は無かろかね〜(´-ω-`)う〜む

とはいっても必殺技のようなものは、そう都合よくあるわけありません。そんなもんがあるなら自分が聞きたいですよ(@_@;)。

自分のできる事を精一杯やる。いつも通りの営業スタイルで行こう!

商社はメーカーさんの代理としてお客さんをサポートし、受注がスムーズに行くよう営業の手伝いをするだけです。

今回もお話を頂いた時点で、すぐにお客さんと私で仕様の打ち合わせを開始しました。その内容を元にお客さんが必要とする機種を絞り込んで、メーカーさんへ見積りをお願いしました。

他の商社さんはメーカーさんが一緒でないと打ち合わせができないので、まずメーカーさんにアポイントを取ります。しかし、メーカーさんも暇ではありません。「打ち合わせお願いします」「すぐに行きます」という訳にはいかないのです。スケジュールの調整で1週間かかる何て事はザラにあります。お客さんにとってこの1週間は話しが前に進まないので、とてもストレスを感じます。

結果として、お客さんが導入を急がれていた事もあり、他の商社さんとも競合する事無く、初めの引き合いから1ヵ月でのスピード受注となりました。

このようなケースは、メーカーさんも初めてだったらしく「見積りしただけで、突然、注文書を頂いたので驚きました。普通はお客さんの所へ何回も打合せに行って、他メーカーとも相見積りになったりして、受注までに凄く時間がかかるんですよ。」と言われました。

今回はうちの強みを十分生かす事ができました。必殺技は無いけれど、商品知識とスピード対応で「打ち合わせお願い」と言われれば「ハイ!今からよかっですよ」と飛んで行けます。

後は、無事に納入し装置が稼働すれば、このメーカーさんとは良いパートナー関係が築けそうです。

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