株式会社セールスエンジ

「設備の未来(あした)をささえる」
冷却塔トラブル改善プロ

思い込みで機器の選定をするのはトラブルの素

近頃のメーカーさんは、お客さんの使用目的を聞かずに、自分達の思い込みで機器や機械部品の選定を行われる事があります。

点検口の安全金網 Kガード」製造・産業機械・機械部品販売のセールスエンジの杉山です。

先日、特殊なコンベヤチェーンのスプロケットについてメーカーさんに見積りを依頼していると

コンベヤは、正逆運転する事ございますか?との質問が

お客さんに確認すると、正逆運転はありますとの事でした。

『あります』と返事を返すと

メーカーさん『でしたら、スプロケットの歯形が特殊になります』

特殊って( ´・ω・`)なんの事や?意味が全く分からん?

チェーンが特殊なんで、それ用のスプロケットかな??

でも、納入後に間違っていたら、後で大問題になるんやけどなと、考えていたら。

お客さんからも、正逆運転するからって、スプロケットの歯形を特殊にしたことなんて今までなかけどね???

メーカーさんに、再度確認すると。

『特殊だけじゃわからんたい、どこがどう普通のスプロケットと違うとね?』

メーカーさん『通常は、チェーンが伸びてもスプロケットに掛かる様に、歯形にクリアランスがあるんですが、そのクリアランスを少なくします』

『クリアランスを無くしたら、チェーンが伸びた時に歯に乗り上げて、少しチェーンが伸びただけで交換せんとでけんごつなろうだい』

メーカーさん『正逆運転で、正確な位置決め精度は必要ないですか』

『そんな使い方するチェーンじゃなかろうもん』o(`ω´*)o

メーカーさん『そうですよね。だったら、普通ので問題ありません』

そんなやり取りで一週間掛かりました。

始めから、お客さんの要望を把握していれば、最適な提案ができるのに…

現状を把握せずに思い込みで事を進めると、納入後に大きなトラブルへと発展するのがうちの仕事です。

そうなれば、お客さんにも当然、迷惑を掛けます。

事前にトラブルを回避する

それは、初めの段階でお客さんと膝を突き合わせじっくりと話をする事です。

この仕事にとって、一番大切な事だと思います。

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あ〜つかでた。せめてランクだけでもあがらんかな?
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