クレーム処理はスピードが命
昨日の続きで今日も雨の中、リボンブレンダーのギヤモータ不具合の調査に行ってきました。
二日続けて現場にいると、作業者の人達とも親しい関係になり、色々な情報を聞けるようなります。
モータから異音が出た時間や、その時の機械の稼働状況、モータ以外に起こっていた不具合などなど、十分すぎる情報を得る事ができました。
私の経験上、大型のモータを納めた時は、意外とクレームが多いです。
よくある事は、容量不足での焼損です。
設計の時と使用段階では使用能力が異なっている場合が多く、その原因がつかめるまでは、たいていモータのクレームだと言われる事が非常に多いです。
今回も色々な情報から、能力不足で電流値がオーバーロードしている事が分りました。
しかし、相手は一切知らないフリをし正常に使っているとしか言わない。
もうすでに、こちら側は情報収集していたおかげで、問題のポイントが見えていました。
「いついつのこの時間に、この様な使用の仕方をしましたね」と問いかけると、相手は言い返す言葉が出てきませんでした。
よし! これで、形成逆転だ!
申し訳ないですけど、この様な使用の仕方をされるのであれば、すぐに壊れますよ。
機械の能力を下げてご利用くださいとだけ告げて、その場を去りました。
2日間、現場に付っきりで、調べた買いがありました。
ここまでしないと、本当にクレームとなってしまします。
日が経つごとに、こちら側が不利になり、最後はお客さんと揉めることになります。
クレーム処理は、スピードが命です。
クレーム処理の為なら何はさておき飛んで行きますよ!
商売の信頼関係構築の近道は、クレーム処理が一番だと思っていますから!