DISCO無段変速機のメリットとは
つばきDISCO(ディスコ)無段変速機のお問い合わせを頂きました。
古い食品機械には、モータの回転速度を変更するのにDISCO無段変速機もしくは、リングコーン無段変速機がよく使われています。
その他では、攪拌機にも無段変速機付のタイプが現在もシリーズされています。
無段変速機付攪拌機はこちら
今の機械は、インバータでモータの回転を制御する方法が一般的となり、無段変速機を使用される事は、非常に少なくなりました。
無段変速機のメリットは、操作性です。回転速度を変えるのに手動でハンドルを回せば簡単に速度変更ができます。それ以外に、機種によってはゼロ回転まで変速可能の為、広範囲で速度変更が必要な場合は便利です。デメリットは、無段変速機の構造が複雑で普通のギヤモータと比べ価格が高い事です。
それ以外に、回転数を下げるとトルクが上がると言った特性がありますので、出力軸側に負荷が掛かりすぎた場合、機械を壊す恐れがあります。
その場合は、機械式過負荷保護装置トルクリミッターや電気式過負荷保護装置ショックリレー・ショックモニターなどで、モータおよび機械の損傷を保護する事をお勧めします。
現在は、インバータが低価格で普及したことにより安価に速度制御が可能となりましたが、工場の製造現場では、インバータ=電気制御⇒難しいと言われる方が多く、インバータよりもDISCO無段変速機の方を好まれる現場のお客様が多くあります。
いまだ多くのDISCO無段変速機が現場では使用されており、壊れたので部品だけを欲しいと言われる問い合わせをよく頂きます。
基本的に内部の構成部品だけの販売は行っておりませんが、メーカーへ送って修理のご対応は可能です。ただし、部品代以外にメンテナンス費用が掛かりますので、価格は新品を購入した場合とあまり差が無い事が大半です。金額を見れば新品は高いと言われるのですが、お客様の事を思えば修理よりも新品をご購入される事をお勧めしております。
社長ブログ「最近どげんね?」は人気ブログランキングに参加しています。
かなりな位置にいますので……ウソです(^-^;)
是非現在の順位を以下のボタンより確認してみて下さい。