冷却塔(クーリングタワー)を超短納期で納入することに
こんにちは、「技術と安心のサプライヤー」セールスエンジの杉山です。
冷却塔(クーリングタワー)の冷却ファンの羽根が破損したので「部品が手にはいりませんか?」と問い合わせを頂きました。
すぐに現場へ確認しに行くと、かなり古い冷却塔で冷却ファンの羽根が破損していました。
すでにメーカーさんも製造を中止されており、お客さんは羽根だけ作れないかと言われましたが、製作するにしても大きさが2mもあるアルミ鋳物製で型から作る必要がありました。
私『この羽根を1っだけ作ると、ばさろ高くつくですよ!』(ばさろ=すごく) しかし、お客さんは急な故障で予算が無く出来るだけ安く済ませたいと言われ..
私『こん冷却塔は、冷却能力どんくらいあっとですか?』と聞くと
お客さん『能力としては○○○kwくらい必要です』 その場で電卓をはじき冷却能力を計算すると…
私「そんくらいの能力だったら、羽根を作るより新品の冷却塔ば買ったが安かですよ」 見た目は大きな冷却塔ですが、今のタイプに置き換えると小さな機種で能力は十分です。なので、新品の見積りと図面をすぐに提出し購入の検討をしてもらう事に。
今すぐ手配しても納期が2カ月以上かかるので、先行して納期調整を進めようとすると…… 社内ルール上、他社との比較が必要との事で発注は競合先の見積り待ちに。
まあ、すぐに相手も見積り出るやろ、と思っていましたら、数日経っても相手の商社から見積りが出てこないんです。
やばいぞ、5月の連休前で、ただでさえ納期がキツイのに・・・
うちは、その日に見積りを回答しているのに、早くしないと希望されている納期に間に合わないので催促を入れてもらうと、内容に不明な点があってメーカーから見積りが来ないという回答が。。。
『だったら、さっさと聞きに来いや!!!!!』
お客さんもイライラがMAXです(#`皿´)<怒怒怒怒怒怒!!!
待たせるだけ待たせられ、結局、相手の見積りが出てきたのが1ヶ月後。
予想通り、うちよりも高く全然相手にならず、だったら最初から辞退すればいいのに、こんな対応の遅さでお客さんと商売が成り立つはずありません。
という事で、すぐに注文を頂く事となり。。。
ロスした1ヵ月の穴埋めは、すべてうちへと降りかかりましたとさ……(゚0゚;ノ)ノ ヒョエッ!!