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水道水と工業用水の違いを解説!冷却塔の水質管理のポイント

現場で冷却塔(クーリングタワー)の水質を管理していると、「水道水と工業用水は何が違うのか?」という質問をよく受けます。見た目はどちらも透明で、違いが分かりにくいものです。

冷却塔で使用される補給水を水質分析すると、水に含まれる不純物(ミネラル成分)は、ほぼ同じです。主な違いは、人が飲んでも安全かどうかの点にあります。

水道水と工業用水の主な違い

滅菌処理の有無

  • 水道水:飲料用として滅菌処理が施され、塩素が含まれています。これは人が安全に飲めるようにするためです。
  • 工業用水:工場で機械の冷却などに使用されるため、滅菌処理はされていません。

スケール障害について

よく「水道水はきれいでスケール障害が起きにくい」と言われますが、これは誤解です。水に含まれるカルシウム、マグネシウム、シリカなどの濃度は、水道水と工業用水でほとんど変わりません。そのため、どちらの水を使用してもスケール障害は発生します。

適切な水質管理の重要性

スケール障害を防ぐためには、水質に応じた適切な管理が必要です。水道水、工業用水のいずれを使用する場合でも、冷却塔の性能を維持するために定期的な水質分析とメンテナンスを行うことが不可欠です。

まとめ

水道水と工業用水の違いは滅菌処理の有無に過ぎず、スケール障害を防ぐためには水質管理が重要です。冷却塔の効率を保ち、トラブルを未然に防ぐために、定期的な水質チェックと適切な管理を心がけましょう。

記事を書いた人

杉山 哲也

株式会社セールスエンジ 代表取締役社長

杉山 哲也

「お客様の『困った』を解決し、日本の製造業を支える!」をモットーに、冷却塔の水質管理やメンテナンスをしています。
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