株式会社セールスエンジ

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冷却水の薬剤管理でコスト削減と効果最大化を実現しよう!

こんにちは、冷却塔トラブル改善プロ、株式会社セールスエンジの杉山です。今回は、冷却水中での薬剤の維持濃度についてお話しします。適切な管理によって、薬剤の効果を最大限に引き出し、コストを削減する方法をご紹介します。

薬剤の維持濃度とは

薬剤の維持濃度は「100mg/L」や「200mg/L」といった単位で記載されます。これは、冷却水中で維持すべき薬剤の濃度を示しています。具体的には、「100mg/L」は1リットルあたり100mgの薬剤が含まれている状態を意味し、「200mg/L」は1リットルあたり200mgの薬剤を含む状態を指します。

維持濃度の違いとコスト

薬剤の維持濃度が異なると、冷却水に添加する薬剤の量も異なります。例えば、100mg/Lの薬剤は1立方メートルあたり100ccの添加量で済みますが、200mg/Lの薬剤は200ccの添加量が必要です。これにより、添加量が少ない方がコストを抑えることができます。

薬剤濃度の管理

薬剤濃度が適切に維持されていないと、その効果が十分に発揮されません。例えば、100mg/Lの濃度を維持すべきところが80mg/Lしかない場合、効果が下がります。逆に、コストを下げようとして濃度を下げすぎると、効果がなくなり、無駄な薬剤使用となります。

動画で解説

YouTubeの動画では、冷却水中での薬剤維持濃度について詳しく解説しています。ぜひご視聴ください。

まとめ

当社では水処理薬剤の使用方法を徹底管理し、適切な濃度を維持することで薬剤の効果を最大限引き出しています。冷却水の管理でお困りの方は、ぜひお問い合わせください。

ご一読くださりありがとうございました。

記事を書いた人

杉山 哲也

株式会社セールスエンジ 代表取締役社長

杉山 哲也

「冷えない」「流れない」「詰まる」その時の不安を、すぐに解消できる存在でありたい。工場の安定稼働を陰で支える“縁の下の力持ち”として、冷却塔の管理に取り組んでいます。
このブログでは、専門的な内容をわかりやすく嚙み砕き、設備担当者の方がすぐに活かせるヒントを発信しています。
対応エリア:九州北部(福岡・熊本・佐賀・長崎・大分)

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