株式会社セールスエンジ

「設備の未来(あした)をささえる」
株式会社セールスエンジ

工場安定稼働を支える

水質管理サービス

冷却塔の水質管理で、このような課題はありませんか?

  • 冷却能力が低下し、生産設備が十分に冷えない
  • スケール・スライム・腐食が発生している
  • ストレーナーの詰まりや清掃回数が増えている
  • 設備トラブルや突発停止を未然に防ぎたい
  • 現在の水質管理が設備に合っているか確認したい

冷却水系のトラブルは、水質だけを確認しても原因を特定できないことがあります。
冷却塔本体や配管、水量、運転条件、薬剤の使用状況など、設備全体を確認することが大切です。
セールスエンジでは、設備・水質・運転状況を総合的に診断し、原因調査から改善提案、薬剤管理、定期点検、保守メンテナンスまで一貫して対応します。

冷却水系で起きる4大障害

冷却塔では、スケール・スライム・腐食・レジオネラ属菌など、さまざまな水質障害が発生します。
これらの障害は単独で発生するとは限りません。スライムの付着によって腐食が進行したり、スケールによる流量低下が冷却能力の低下につながったりすることもあります。
水質分析の数値だけで判断せず、設備の状態や運転状況も含めて原因を確認する必要があります。

スケール障害 スケール障害
スライム障害 スライム障害
腐食障害 腐食障害
レジオネラ障害 レジオネラ障害

スケール障害

冷却水に含まれるカルシウムやマグネシウム、シリカなどが濃縮し、充填材・配管・熱交換器などに付着する障害です。

スケールが堆積すると、水や空気の流れが悪くなり、冷却能力が低下します。配管や熱交換器の閉塞、電力使用量の増加、設備停止につながることもあります。

スライム障害

冷却水中で増殖した微生物と、空気中から入り込んだ塵や汚れが混ざり、ぬめり状の付着物を形成する障害です。

散水穴やストレーナー、熱交換器などに付着すると、流量や熱交換効率が低下します。また、スライムの下で腐食が進行したり、レジオネラ属菌が繁殖しやすい環境になったりすることがあります。

腐食障害

冷却水に含まれる溶存酸素や塩化物イオンなどの影響により、配管や熱交換器などの金属部分が劣化する障害です。

腐食が進行すると、配管の穴あきや漏水、設備寿命の短縮、突発的な設備停止につながります。水質だけでなく、材質や流速、温度、薬剤濃度なども含めた確認が必要です。

レジオネラ障害

冷却塔は、外気に開放されているため、微生物が入り込みやすい設備です。

水温や汚れなどの条件が重なると、レジオネラ属菌が増殖する可能性があります。定期的な清掃や換水、殺菌管理を行い、菌が繁殖しにくい状態を保つことが大切です。

トラブル事例

水質管理が不十分なまま使用を続けると

冷却水系の異常は、設備が停止するまで気づきにくい場合があります。
「今は動いているから大丈夫」と判断せず、早めに状態を確認し、原因に合った対策を行うことが大切です。

トラブルその1

スケールで配管が閉塞

水質管理が十分に行われていなかったため、配管内にスケールが固着し、流路が狭くなっていました。

冷却水の流量が低下し、設備を十分に冷却できない状態となり、配管の交換や薬剤洗浄が必要になりました。

早い段階で水質と設備の状態を確認していれば、大規模な補修を防げた可能性があります。

トラブルその2

藻やスライムによる流量低下

冷却塔の散水穴やストレーナーに藻やスライムが詰まり、冷却水の流量が低下していました。

清掃を行っても繰り返し詰まりが発生する場合は、清掃だけでなく、微生物が増殖する原因や薬剤管理、ブロー量などを見直す必要があります。

トラブルその3

腐食による配管の穴あき

長期間、水質や防食状態を確認せずに使用したことで、配管や熱交換器の腐食が進行していました。

腐食は外側から見えない場所でも進むため、漏水が発生して初めて気づくことがあります。定期的な水質分析と設備点検によって、異常の兆候を早期に把握することが重要です。

トラブルその4

充填材の目詰まりによる冷却能力低下

充填材にスケールやスライムが付着し、空気と水の流れが悪くなっていました。

その結果、冷却水温が下がらず、生産設備で温度異常や緊急停止が発生しました。

充填材の清掃だけでなく、再び目詰まりしないための水質管理まで行う必要があります。

設備の安定稼働を支える冷却塔水質管理サービス

水質管理の目的は、薬剤を補充することではありません。

冷却塔と冷却水系統を良好な状態に保ち、設備トラブルを未然に防ぐことです。

セールスエンジでは、現場で冷却塔本体・配管・水量・運転条件を確認し、水質分析の結果と照らし合わせながら、トラブルの原因を調査します。

設備ごとの使用環境に合わせて改善策をご提案し、薬剤管理・定期点検・清掃・保守メンテナンスまで一貫してサポートします。

冷却塔水質管理サービスの内容

冷却塔の規模や台数だけでなく、冷却対象設備、運転時間、補給水の水質、配管構成、現在発生している問題などを確認し、それぞれの設備に合った管理方法をご提案します。

決められた薬剤を一律に使用するのではなく、設備の状態と管理目的に合わせて、必要な対策を組み立てます。

現場確認・設備診断

冷却塔本体、充填材、散水状態、下部水槽、ストレーナー、配管、水質管理装置などを確認します。

水質分析だけでは分からない、設備側の異常や運転上の問題を調査します。

定期的な水質分析

pH、電気伝導率、硬度成分、塩化物イオン、シリカ、鉄など、設備に応じて必要な項目を分析します。

数値を測定するだけでなく、過去の結果や設備の状態と比較し、水質変化の原因を確認します。

水処理薬剤の選定・管理

水質や設備材質、運転条件に合わせて、スケール防止剤・防食剤・スライムコントロール剤などを選定します。

薬剤を投入して終わりではなく、濃度や効果を確認しながら、適切な管理状態を維持します。

濃縮・ブロー管理

冷却水は、蒸発によって水中の成分が濃縮します。

自動ブロー装置や補給水量、排水量を確認し、過剰濃縮によるスケールや腐食を防ぎながら、無駄な排水を抑えます。

定期訪問・設備点検

定期的に現場を訪問し、水質だけでなく冷却塔や管理装置の状態も確認します。

小さな変化や異常の兆候を早期に発見し、設備トラブルにつながる前に対策をご提案します。

水質管理レポート・改善提案

水質分析結果と現場の確認内容をレポートにまとめてご報告します。

基準値に入っているかどうかだけでなく、現在の設備状態、考えられる原因、今後必要な対策を分かりやすくお伝えします。

さまざまな工場設備の水質管理に対応しています

冷却塔は同じように見えても、冷却する設備や運転条件によって、必要な管理方法が異なります。
セールスエンジでは、製造設備、コンプレッサー、チラー、熱交換器、発電設備など、さまざまな冷却水系統・ブライン系統の管理に対応しています。
設備の用途や稼働状況を確認したうえで、それぞれの現場に合った管理方法をご提案します。

取引実績

  • ■【業種別】
  • 化学工場
  • 半導体製造工場
  • 半導体素材工場(材料)
  • 金属加工工場
  • プラスチック成形工場
  • ゴム成形工場
  • 食品工場(飲料品・加工品)
  • 電力発電工場
  • 医療設備
  • ■【設備別】
  • 金属熱処理炉
  • 電気溶融炉
  • ガス溶融炉
  • 素材焼成炉
  • プラスチック押出成形設備
  • ゴム押出成形設備
  • 金型温度調節機
  • 水冷式コンプレッサー
  • プロセスガスコンプレッサー
  • レシプロ圧縮機
  • ルーツブロワ
  • 水冷式モジュールチラー(冷却水循環装置)
  • 水冷式・空冷式ブラインチラー
  • フリーズドライ装置(真空凍結乾燥機)
  • 油圧オイルクーラー
  • ターボ冷凍機
  • 吸収冷温水機
  • サイクロトロン設備(PET-CT装置)
  • 蒸留塔コンデンサー(凝縮器)
  • 地熱バイナリー発電設備
  • 木質バイオマス発電設備
  • ガスエンジン発電設備
  • 各種熱交換器(プレート式・シェル&チューブ式)

冷却塔水質管理サービスを導入するメリット

設備トラブルを未然に防ぐ

水質と設備の状態を定期的に確認し、スケール・スライム・腐食などの異常を早期に発見します。

突発的な設備停止や緊急修理のリスクを抑え、工場の安定稼働を支えます。

冷却能力と設備性能を維持する

充填材や配管、熱交換器への付着物を抑え、水と空気の流れを良好な状態に保ちます。

冷却効率の低下を防ぎ、生産設備が安定して稼働できる環境を維持します。

保全コストと担当者の負担を減らす

トラブルが発生してから修理するのではなく、問題が小さい段階で対策を行います。

ストレーナー清掃や緊急対応の回数を減らし、設備担当者の負担軽減と保全コストの適正化につなげます。

原因調査から保守まで一社で対応

水質分析、薬剤管理、管理装置の設置、清掃、補修、定期点検まで一貫して対応します。

水質と設備で相談先を分ける必要がなく、問題が発生した際にも迅速に原因調査と対策を進められます。

冷却塔水質管理サービスのよくあるご質問

現在、別の会社に水質管理を依頼しています。相談できますか?

はい。

現在の管理をすぐに変更する必要はありません。

まずは設備や水質の状態を確認し、現在の管理方法が設備に合っているか、改善できる点があるかをご報告します。

水質分析だけでも依頼できますか?

対応可能です。

ただし、水質分析の数値だけでは原因を特定できない場合があります。できる限り現場の設備や運転状況も確認したうえで、分析結果をご説明します。

薬剤を使用していますが、スケールやスライムが改善しません

薬剤の種類や濃度だけでなく、補給水量、ブロー量、循環水量、運転時間、設備の汚れなどが影響している可能性があります。

現場と水質の両方を確認し、改善しない原因を調査します。

現在使用している薬剤から、別の薬剤へ切り替えることはできますか?

はい。

現在の水質や設備の状態を確認したうえで、切り替えをご提案します。

ただし、現在使用している薬剤に、別の薬剤を混ぜて使用することはありません。

まずは薬注テストを行い、スケールやスライム、腐食などに対して改善効果が得られるかを確認します。効果を確認した後、既存の薬剤タンクや薬注ポンプを点検し、使用できるものは十分に洗浄したうえで流用します。

設備の状態や管理上の課題によっては、1種類の薬剤を変更するだけではなく、役割の異なる薬剤を組み合わせた2液管理への変更も検討します。

薬剤を切り替えること自体を目的とせず、現在の問題を改善し、設備を安定して使用できる管理方法をご提案します。

どのくらいの頻度で訪問しますか?

設備の規模、運転時間、水質の変化、管理装置の有無などに応じてご提案します。

毎月訪問を基本としながら、設備の状態に合わせて最適な管理頻度を設定します。

水質管理を導入すると、コスト削減につながりますか?

冷却効率の低下や配管の閉塞、腐食による漏水などを防ぐことで、電力使用量や清掃費、修理費、設備更新費の抑制が期待できます。

ただし、設備の状態によって効果は異なるため、現状を確認したうえで改善内容をご提案します。

薬剤管理だけでなく、清掃や冷却塔の修理も依頼できますか?

はい。

冷却塔清掃、充填材清掃、水質管理装置の設置、薬注装置の点検、冷却塔修理・メンテナンスなど、必要な対策を一貫して対応します。

ブライン液の点検や管理もお願いできますか?

はい。

エチレングリコールやプロピレングリコールなど、ブライン液の点検・管理にも対応しています。ブライン濃度、pH、腐食、汚れなどを確認し、必要に応じて濃度調整や液交換をご提案します。定期的に状態を確認することで、凍結や腐食、冷却能力の低下を防ぎ、チラーや配管などの設備を長く安心してお使いいただけます。