株式会社セールスエンジ

「設備の未来(あした)をささえる」
株式会社セールスエンジ

事業の選択と集中が生んだ未来への一歩

起業当初、当社は機械商社としてスタートしました。しかし、事業を続ける中で、これまで築き上げた売上の8割を思い切って手放し、残りの2割の事業に全力を注ぐという大きな決断をしました。新しい挑戦を始めるには、何かを手放す覚悟が必要です。同時に、中小企業が限られた資源を最大限に活用するためには、「すべてを追いかけない」という戦略が欠かせません。

事業の大半をやめるという決断には、当然ながら資金的な不安やリスクが伴いました。しかし、冷静に将来を見据えたとき、成長の可能性が大きい事業に集中する方が、会社の未来にとって正しい選択だと判断しました。そして私たちは、「冷却塔」に事業の軸を定めることを決意したのです。

この決断によって、当社は次のような大きな利点を得ることができました。

  • 専門性が伝わりやすくなった
    「冷却塔と言えば=セールスエンジ」という認知が広がり、顧客からの信頼が深まりました。

  • 知識と技術の蓄積が進んだ
    冷却塔という専門分野に集中したことで、社員のスキル向上が加速し、次世代の人材育成がしやすくなりました。

  • キャッシュフローの改善
    限られたリソースを特化型の事業に振り向けた結果、経営の安定性が格段に向上しました。

事業の選択と集中は、容易な決断ではありません。しかし、あの時「冷却塔」に事業を特化させるという選択をしなければ、今の私たちは存在していなかったかもしれません。経営には時にリスクを伴う決断が必要ですが、その先には、必ず新たな可能性が広がっていると実感しています。

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