不景気をチャンスに変える柔軟なビジネス
コロナ禍だからといって、すべての業界が不景気というわけではないようです。
たとえば、飲食業界はどこも厳しい状況だろうと思っていたのですが、宅配ピザ屋さんなどはむしろ忙しさを増していると聞きました。また、飲み屋街のタクシーや代行業者さんも同じく厳しいかと思っていましたが、先日、代行を利用した際に驚きの話を聞きました。
その業者さんによると、売上はほとんど落ちておらず、むしろ新たなニーズが生まれているとのこと。最近では、自宅に集まって飲む「宅飲み」がブームになっており、個人宅からの代行依頼が激増しているそうです。今では売上の9割が個人宅からの依頼だとか。予想外の話に驚かされました。
つい、業界全体が不景気だと決めつけてしまいがちですが、実際には時代の流れに合わせて柔軟にビジネスを変化させることで、チャンスを掴んでいる企業もあります。世の中が不景気だからといって、自社まで不景気である必要はありません。
ビジネスチャンスはどこに潜んでいるかわかりません。今回の話を聞いて、時代の変化に応じた対応の大切さを改めて学ばされました。柔軟な発想が未来を切り開く鍵ですね。