困った時に頼られる存在であるために
お客様が困った時に「頼れる存在」になることは、商売においてとても大切なことです。困りごとを解決したときにこそ、価値を感じていただき、対価をお支払いいただけるものだからです。だからこそ、常にお客様に価値を提供しなければならないと心がけています。
・・・が、最近、少し気になることがあります。安さを理由に他社で購入された商品について、困ったときだけ当社に相談されるケースが増えているのです。
購入先に相談しても解決できず、最終的に「申し訳ないんですけど、教えてもらえませんか」と連絡をいただきます。
商売は「サービスが先、利益は後」が基本だと思っています。しかし、サービスばかりで利益をいただけない状況が続くと、こちらの商売も成り立たなくなってしまいます。
お客様のご相談に全力でお応えしたい気持ちは山々ですが、これが利益につながらないと、企業としての持続可能性も危ぶまれます。本当に難しい世の中になってきたと感じています。
それでも、「頼られる存在」であり続けるために、価値を提供しながらバランスを保つ方法を模索していきたいと思っています。