事業承継でつなぐ未来へのバトン

先日、事業承継に関するお話を伺う機会がありました。そこで改めて「2025年問題」の深刻さを実感しました。2025年には、70歳を超える中小企業の経営者が245万人に達し、そのうち約半数が後継者未定という課題を抱えています。この現実は、私自身も経営者として将来避けては通れない問題です。

会社を継ぐというのは簡単ではありません。中でも一番のハードルは「お金」です。無借金で業績が安定していれば話は別ですが、負債を抱えた会社を引き継ぐには相当な覚悟が必要です。特に親族に後継者がいない場合、社員に継いでもらう選択肢も考えられますが、サラリーマン時代とは全く異なる経営の責任と金銭的負担を背負うことになり、家族の理解が欠かせません。

しかし、どんな会社も存在している理由があります。その会社がなくなれば、困るお客さんが必ずいるはずです。後継者問題で廃業してしまうのは、本当に惜しいことです。そんな思いから、事業を引き継ぐ側としての可能性を探るべく、事業承継の相談に行ってきました。

当社は、ありがたいことにコロナ禍でも事業を拡大し続けています。もし、同じような業態で工場関連の取引先をお持ちの企業様がいらっしゃれば、ぜひ事業承継についてお話しできればと思います。ご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にご連絡ください。未来へのバトンを共に繋いでいきましょう。