株式会社セールスエンジ

「設備の未来(あした)をささえる」
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不景気が教えてくれる「成長のチャンス」とは?

世界経済はコロナウイルスの影響で未曾有の状況に突入しています。これまでに経験してきた不景気とは違い、今回の落ち込みはそのスピードが圧倒的です。幸いなことに、現時点では大きな影響は出ていませんが、半年先や一年先の状況を予測するのは難しく、気が抜けない日々です。

昨日、とある職業で独立された方とお話しする機会がありました。その方は、ちょうど2か月前に独立されたばかりでしたが、「まさか、こんな状況になるとは思いませんでした」と、売上の大幅な減少について語られていました。不安に満ちた表情を見て、私はあえてこう伝えました。「よかったですね。いい時に独立されたと思いますよ」と。

独立して会社を運営すると、順調な時もあれば困難な時もあります。私自身も独立後半年でリーマンショックに見舞われ、夜も眠れないほどの苦しい日々を経験しました。しかし、そんな厳しい時期があったからこそ、経営に対する姿勢を真剣に見つめ直し、次に進むための知恵を絞ることができました。

順調なスタートを切ると、人はつい調子に乗ってしまい、経営の方向性を誤ることがあります。そうすると、不景気でなくても会社が傾くことさえあります。経営は常に山あり谷あり。厳しい状態からスタートすることで、必死になり、多くのアイデアが生まれます。そして、ビジネスにおいて最も重要なのは、そのアイデアです。他社がやっていないことに挑戦する勇気こそが、成功への鍵だと思います。

「不景気だから売上が下がるのは仕方ない」ではなく、不景気の中でも成長し続ける企業はたくさんあります。不景気で時間ができたときこそ、新しいビジネスを始める絶好のチャンスです。追い込まれたときほど、ビジネスの本質を考え抜き、新しい道を切り開く力が生まれるのです。

昨日お会いした方が、3年後には大きく成長されていることを心から願っています。そして私たち自身も、このタイミングで新しいサービスをスタートさせ、さらに加速していきたいと思います。不景気だからこそ、未来を見据えた動きを始める。それが成長の秘訣なのではないでしょうか。

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