コロナショックがもたらす影響と今できること

心配していたことが、現実になり始めています。新型コロナウイルスの影響で、中国からの部品供給が滞り、メーカーさんから納期遅延の案内が届きました。自動車産業ではサプライチェーンの寸断により工場の生産がストップしているニュースをよく目にしますが、それ以外の産業でも同様の影響が出始めているのを感じます。景気への影響がこれからどれほど広がるのか、心配は尽きません。

会社の創業時にリーマンショックを経験しましたが、今感じている雰囲気はその時と似ています。ただし、リーマンショックの時と大きく違うのは、会社として不景気に備えてきたという点です。世の中全体が不景気に見舞われたからといって、自社も同じように不景気に飲み込まれる必要はありません。これまで積み重ねてきた取り組みや備えが、これから試される時が来たのだと思います。

それでも、やはりウイルスに感染してしまえば活動自体が止まってしまいます。だからこそ、まずは徹底した予防策を講じることが最優先です。日々変わる状況の中で、どのような選択をするかが企業の未来を左右します。困難な時こそ冷静に、そして柔軟に対応していく必要があると実感しています。