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人手不足時代における「魅力的な会社作り」の必要性

「人手不足」という言葉を耳にしない日はなく、今やどの会社でも抱える社会問題となっています。会社は人がすべてです。しかし、その「人」が中小企業にはなかなか集まりません。驚くべきことに、大企業ですら求人難に直面している現状です。

今年、息子が就職活動を経験しましたが、求人はあふれており、まさに売り手市場でした。面接一つとっても、企業側がすべての交通費を負担し、さらには説明会や懇親会まで用意されていました。一方で、そうした厚待遇の大企業であっても、十分な人材確保が難しい時代です。中小企業に人材が流れてこないのも、無理はありません。

このような状況下で、企業経営に求められるのは、今いる「人財」のレベルをいかに底上げするかです。そして、その人財が会社に定着し、長く働き続けたいと思える環境を整えることが不可欠です。魅力的な会社作りが、これからの経営の最重要課題だと言えます。

魅力的な会社とは何でしょうか。それは、働く人にとって人生設計が描ける場所です。一生働き続けたいと思える職場であること。そのためには、給与や福利厚生だけでなく、成長できる環境ややりがい、仕事に誇りを持てる仕組みが必要です。また、「隣の芝が青く見える」ように感じさせてしまうのは、往々にして会社側の課題です。社員が他社に魅力を感じるのではなく、自社に誇りを持てるような文化や制度を整えるべきでしょう。

私たちも人材募集を検討していますが、まずは自社を魅力的な会社にすることが先だと感じています。社員一人ひとりが安心して働け、成長を実感できる環境を作る。それこそが、これからの会社経営において最大の課題であり、競争力となるのではないでしょうか。

人材は会社の未来そのものです。その未来を共に作るために、社員が誇れる会社作りを目指していきたいと思います。

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