目標達成!毒物劇物取扱者試験に合格しました
今年の目標の一つとしていた「毒物劇物取扱者」の試験に合格しました!やったー!ヾ(≧∇≦*)/
「毒物劇物取扱者ってなぜ必要なの?」と疑問に思われる方も多いと思います。確かに「毒物」や「劇物」という言葉だけでも危険な響きがありますよね。実際、その通りで、これらは人間にとって非常に危険な化学物質です。そのため、毒物及び劇物取締法によって取り扱いが厳しく規制されています。
私たちが出入りする化学工場では、多くの現場で化学薬品が使用されています。風に乗って独特の臭いを感じることもありますが、実はこの臭い自体が非常に危険で、場合によっては命を奪う可能性もあるのです。「知らなかった」では済まされないのが現場の現実。そのため、化学薬品に関する知識を高めることが必要不可欠でした。これが資格取得を目指した理由の一つです。
もう一つの理由は、事業として化学薬品を取り扱うためです。毒物劇物に該当する薬品を自社で保管(在庫)するには、この資格が必要です。もし資格を持たずに保管した場合、法律違反となります。また、保管中に薬品が盗難に遭い犯罪に使われる可能性や、薬品の漏出による危害が発生するリスクも考えられます。有名な和歌山毒物カレー事件で使われたヒ素も「毒物」の一例です。
試験勉強は正直かなり大変でした。特に「落ちたら次は一年後」というプレッシャーがあり、憂うつになることもありました。それでも、合格通知を手にしたときの安心感と達成感は格別です。
これからも、資格を活かして安全で効率的な仕事に取り組むとともに、化学薬品の取り扱いにおける責任をしっかり果たしていきたいと思います!