納入前の立ち合い検査は、機械商社の重要な役割
プラントに使用される機器の立ち合い検査に行ってきました。お客様と一緒にメーカーを訪れ、仕様通りに製造されているか、不具合がないかを確認します。
納入前の検査は、毎回ドキドキするもの。打ち合わせ通りの仕様になっているか、不具合はないか…特に、急な仕様変更や追加の要望が出ることもあり、その場での対応が求められます。
「ちょっと待ってください! ( ゚Д゚)」というような事態が起きることも。
当然、お客様の要望を満たさなければ製品の出荷はできません。そうなると、メーカー側も困ることに。そんな時に、お客様とメーカーの間に入り、調整をするのが私たち商社の役目です。
実は、業界では機械商社が立ち合い検査に同行するのは珍しいようです。多くの商社は、お客様だけに検査を任せて終わり、というのが一般的。でも、そこで問題が起きた場合、お客様とメーカーが揉めることも少なくありません。
仕様変更や追加事項が発生すれば、当然コストの話に発展します。ここに商社が不在では、調整が難しくなり、スムーズな進行ができません。立ち会うことで、メーカー側をサポートする役目も果たせるのです。
だからこそ、業界の商社の皆さんに伝えたい。
「納入前の立ち合い検査には、必ず参加してください!」
さて、今回の検査も無事に合格! 半年がかりの納入も、もうすぐです。
ご一読くださりありがとうございました。