大寒波のトラウマとピンチをチャンスに変えた話
2017年1月20日、寒波の予報が出ていました。突然の寒波到来…(゜.゜) 恐ろしい…。
寒波と聞くと、昨年のことが思い出されます。私のいる荒尾・大牟田地域は大寒波に襲われ、未曾有の災害となりました。あの経験がトラウマになり、今では少し寒くなるだけでも備えるようになりました。
寒さ対策に不慣れな地域のため、工場では水道管やポンプが次々と破裂し、操業ができなくなる事態に。復旧して水を通すと、その先の配管から水が噴き出す始末。市内では断水が発生し、自衛隊による給水活動が行われるほどでした。
そんな状況の中、お客様から緊急のSOS。「杉山さん、ポンプの仕上げ職人さんを探してもらえませんか?」市内の業者はすでに手一杯で、どこを探しても見つからない。ポンプや配管の材料はあるものの、取り換えができる職人が不足していました。
そこで、知り合いの業者さんに連絡してみると、「10人程度なら1〜2週間応援できるよ」との返事!
「マ、マジっすか!」
お客様に伝えると、「今すぐに工事に入ってください!!!」と、まさに悲鳴のようなお願いが。
こうして翌日から、怒涛のポンプ取り換え作業が始まりました。数えきれないほどのポンプを交換し、工事が終わったのは1ヶ月後。気力も体力も限界でした…。
でも、この経験を通じて、お客様にとって「困った時のセールスエン」という存在になれたことは、大きな収穫でした。
ピンチはチャンス!
大寒波のピンチが、うちにとってはチャンスに変わった。とはいえ、もう寒波は勘弁してほしいですね…。