株式会社セールスエンジ

「設備の未来(あした)をささえる」
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入札案件のカラクリ?見積もりの苦労と疑問

お客さんから機械の見積もり依頼があり、仕様が不確定な部分もあったものの、「こういう機械が必要だな」と判断してメーカーに問い合わせをしました。すると、すぐに見積もりが届いたのですが、なんとなく様子がおかしい。メーカー側がすでに内容を把握しているような反応だったのです。

よくよく書類を確認すると、そこには「最高入札価格○○○万円を超える場合は辞退してください」との記載が。つまり、あらかじめ決められた上限価格があり、それを超える場合は入札できないというルールだったのです。

しかし、送られてきた見積もりを確認すると、どう頑張ってもその最高入札価格内では利益が出せそうにない。むしろ、赤字になってしまうレベル。利益どころか、税金を納めた上に、さらに持ち出しになるのでは?という金額でした。

こうした入札案件では、実際のところ、受注先が最初から決まっているのではないかという疑問も湧いてきます。もちろん、公正な競争が行われている場合もあるのでしょうが、少なくとも今回の案件に関しては、なんとも言えない違和感を覚えました。

我々は真剣に見積もりをして、最適な提案を考え、手間暇かけて対応しています。それにも関わらず、こうした状況に直面すると、入札の仕組みそのものに疑問を感じざるを得ません。

このような経験、他の業界でもあるのでしょうか?皆さんのご意見も聞いてみたいところです。

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