株式会社セールスエンジ

「設備の未来(あした)をささえる」
冷却塔トラブル改善プロ

商社不要論に異議あり!お客様とメーカーの架け橋となる存在へ

今週は真夏の猛暑の中、メーカーの技術者の方と一緒に現場工事に行っていました。工場内では火を使って製品を製造しているため、もう本当に暑い…。熱中症寸前でした。

今回、メーカーさんには機械の制御プログラムの修正のため、わざわざ遠方から九州まで来ていただきました。私自身は電気制御については詳しくないため、専門家にお願いするしかありません。同じ現場では、別のメーカーさんも機械の修理作業をしていましたが、どうやらお一人で対応されている様子。

工場の敷地は広大で、移動には車が必要なほどの広さ。そんな中、お客様からこんな相談を受けました。

「杉山さん、もう一人のメーカーさんも、工場内の移動とホテルまでの送迎をお願いできませんか?」

「よかですよ。うちのメーカーさんとホテルが一緒みたいなので」

話を聞くと、そのメーカーさんはお客様と直接取引されており、ちょっとした機械の不具合でも九州まで飛んでこなければならないとのこと。

「杉山さん、次の仕事の時は間に入ってくれんですか?」

「ぜ、ぜひ、お願いします!」

「よかですよ。うちはメーカーさんの送迎が仕事なんで(笑)」

私たちが依頼したメーカーさんからも「セールスエンジさんに間に入ってもらった方が絶対に仕事が楽ですよ」と言われました。

確かに、機械のトラブルは私でも分かることが多く、何か問題が起きた際にはすぐに駆けつけて対応します。分からないことはメーカーさんと連携しながら原因を特定するため、よほどのことがない限りメーカーさんを呼ぶ必要がありません。

世の中には「商社不要論」という考え方もあります。間に商社が入ることで、何もせずに利益だけを上乗せするような商社があるからです。しかし、すべての商社がそうではありません。

機械の販売は、導入後のアフターサービスが欠かせません。もしトラブルのたびにメーカーを呼ぶとなると、修理費だけでなく出張費もかかり、大きなコスト負担になります。しかし、お客様の近くにいる商社が対応できれば、部品の取り寄せだけで済むことも多く、生産停止も最小限に抑えられます。

さらに、メーカーさんが来られる際には、事前の工事準備や駅・ホテルへの送迎も行うため、スムーズに作業が進むようサポートできます。何もしないで利益だけを取る商社であれば不要ですが、現場でお客様の困りごとを解決し、メーカーさんの業務を支援する商社ならば、むしろ必要とされる存在です。

お客様とメーカーの両方から「いてくれて助かる」と言われる、そんな商社こそが理想の形。セールスエンジは、そんな機械商社を目指しています。

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