株式会社セールスエンジ

「設備の未来(あした)をささえる」
冷却塔トラブル改善プロ

仕事は広げてこそ成長する

仕事って、同じことばかりやっていてはダメだ。同じことを繰り返しているだけでは、なかなか儲からない。

20数年前、機械工具商に入社し、ボルトやナット、配管材料の販売をしていた。納め先は主に鉄工所で、プラント機械やタンクなどが作られる現場だった。そこでは、仕事が入るたびにさまざまな材料を納めていたが、いつも気になるものがあった。

自分が納めるもの以外に、木枠に入った大きな荷物が送られてきていたのだ。

「これは何だろう?」と疑問に思っていたが、それは機械を動かすためのギヤモータやプラントで使用する機器類だった。自分が納めている材料の総額が10万円だとすると、木枠の商品は1個で100万円。

「俺も、木枠に入った商品を売りたい!」

そう思い、椿本系の商社へ転職。すると、今度は大手のユーザーと取引をすることになり、まったく違う世界が広がった。

0の桁が違う。

プラント建設が始まると、大型トラックに積まれた機械が次々と運ばれていく。それを見て、「俺もトラックいっぱいの機械を売りたい!」と思い、気がつけばプラントの大型機械を扱うようになっていた。

しかし、プラントは毎日建設されるわけではない。毎日動く仕事はないかと考えていたところ、自分が納めた機械の設置やメンテナンスを別の業者が行っているのを目にした。

しかし、その作業があまりにも雑だった。機械の芯出しやレベル調整もいい加減で、「これじゃ機械が長持ちしない!」と感じた。

「うちが納めたものは、うちが最後まで責任を持つべきだ!」

そう考え、機械のアフターサービスまで手がけるようになった。プラント機械の販売から設置、仕上げ、メンテナンスまで、一貫した対応をするようになり、結果として仕事の幅が大きく広がった。

気がつけば、いろんな仕事をやるようになっていたが、やはり仕事は広げてこそ成長するもの。常に新しいことに挑戦しなければ、ビジネスの可能性も広がらない。これからも、変化しながら成長を続けていきたい。

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