短納期の流量計手配と、思わぬご縁
昨年末のこと、お客様から超短納期での流量計の大口注文をいただいた。
※流量計とは、流体の流れを計測する計器で、プラントの配管などに組み込まれるもの。
通常なら納期が1か月半以上かかるところを、1か月以内で納入してほしいとのこと。しかも、納期までに海外発送しなければならないという厳しい条件付きだった。
ワラにもすがる思いで、流量計メーカー各社に片っ端から電話をかけまくったが、ほとんどのメーカーからは「無理です」と断られ続けた。
そんな中、「何とかしますよ!」と言ってくださるメーカーが現れた! しかも、海外発送まで対応してくれ、無事に期日に間に合わせることができた。本当に感謝しかない。
これで一件落着……かと思っていたが、昨日、そのメーカーの担当者が九州に来られるということで、わざわざ熊本までご挨拶に来てくださった。
お会いしてすぐに仕事の話かと思いきや、最初の話題はまさかのランチェスター戦略。
「ランチェスターとか学ばれていますか?」
「えぇ、まぁ……何となくですが……」
「佐藤先生って、ご存知ですか?」
「えっ!? あの佐藤先生ですか!」
佐藤先生とは、私が会社を始めた頃に出会ったマーケティング戦略の先生で、「どんなお客様にどんな価値を提供するか」を学ばせていただいた方だ。先生の書籍にも影響を受け、今でも 「今日を変えれば、明日が変わる」 という言葉を座右の銘としている。
驚いたことに、そのメーカーの方も東京で佐藤先生の指導を受けていたとのこと。まさか九州にいる私が、佐藤先生の教えを実践し、それがブログを通じて伝わっていたとは思いもよらなかったようだ。
「ブログを読んでいて、顧客目線の経営がまさに佐藤先生の教えそのもので、ぜひ一度お会いしたかったんです。」
そう言われると、なんだか照れくさい。でも、自分では意識していなかったことが、しっかりと身についていたのだと実感する瞬間でもあった。
これからも、このようなご縁を大切にしながら、顧客第一主義を貫いていきたい。
そして、最後に大事なお知らせを。
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