株式会社セールスエンジ

「設備の未来(あした)をささえる」
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生まれ故郷の変わりゆく風景を歩いて感じたこと

久しぶりに夫婦でウォーキングをしてみました。天気が良く、朝の空気がとても心地よく感じられます。普段は通らない裏道を歩いてみると、懐かしい風景がふと目に入り、昔の記憶が蘇ってきました。

三池炭鉱臼井社宅跡地

少し遠くまで歩いていくと、自分の生まれ故郷である旧三井三池炭鉱社宅の跡地が見えてきました。かつては炭鉱の社宅として多くの人が暮らしていましたが、今は敷地が造成中で、新しい姿へと生まれ変わろうとしています。この土地が今後どのように活用されるのか気になります。かつて石炭産業の町だったこの場所が、もし太陽光発電所に変わるとしたら、時代の流れを強く感じます。個人的には、大きな工場などができて雇用が生まれると、地域にとっても良いのではないかと思います。

ここは三井鉱山臼井社宅の跡地。こうして改めて見ると、想像以上に広いことに驚かされます。そしてさらに歩みを進めると、自分が生まれ育った三井鉱山野添社宅の跡地へと辿り着きました。この場所に立つと、自然と昔の記憶が蘇り、当時の風景が目の前に浮かんできます。

三池炭鉱野添社宅跡地

中学校まで炭鉱社宅で過ごし、その後三池炭鉱が閉山するとともに社宅も閉鎖されました。その影響で、当時の同級生たちは各地に散り散りになり、今ではほとんど会う機会がなくなってしまいました。

近年、ニュースでも度々取り上げられていますが、大牟田の三池炭鉱関連施設が世界遺産に登録されるまで、あと少しのところまで来ています。生まれ故郷が世界遺産として認められることは、とても誇らしい気持ちになります。

大牟田の近代化産業遺産について詳しく知りたい方は、公式ホームページをご覧ください。
👉 大牟田の近代化産業遺産ホームページ

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