株式会社セールスエンジ

「設備の未来(あした)をささえる」
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見積もりが遅れる理由…「売る側が決める時代」はもう終わった

正月休みを挟んで、そろそろ1か月。依頼していた機械の見積もりが、なかなか届きません。見積もりを依頼する前から、何となくそんな気がしていました。

「今週まで待って回答が来なかったら催促しよう」そう思っていた矢先、メーカーの営業マンから携帯に連絡が入りました。

「自分が担当を引き継ぎましたので、ご連絡いたしました」

この機械は法的な規制があり、しかも既設更新ということで古い図面まで送っていました。にもかかわらず、今になって仕様についての質問が…。「やれやれ…」 という気分です。

仕様を改めて説明した後、営業マンから思わぬ質問が飛んできました。

「○○ユーザー様は、長年ほかの商社さんが複数出入りしているのですが、今回はどこからも話が来ていません。なぜですか?」

その質問に対して、率直にこう答えました。

「機械の知識がない商社さんからは、購入したくないんじゃないの?」

すると営業マンも納得。

「おっしゃる通りですね。他の商社さんから引き合いが来ることはありますか?」

「他社からは来ないでしょうね。」

ここでようやく、見積もりが遅れていた理由が判明しました。他の商社に気を使い、見積もりを出すのを控えていたようです。でも、そんな遠慮は必要ないのに。

価格競争をするつもりはないし、お客様が本当に信頼できるところから買いたいと思うのは、ごく自然なこと。売る側が取引先を選ぶ時代は、もう終わっています。

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