新年早々トラブル対応!ロボット修理で始まる2024年
朝8時、電話が鳴る。
機械が変な動作をして動かなくなってしまったとのこと。5年前に納めたロボットがトラブルを起こし、生産ラインが完全にストップしていた。
今すぐ見てもらえませんか?とお客様。
仕事始め2日目にして、いきなりトラブル対応か。この現場は火を使う作業があり、真冬でも汗が吹き出るほど暑い場所。
さらに悪いことに、昨晩から発熱で寝込んでいた。新年早々、休むわけにはいかないと無理して出社した矢先のトラブル。
でも、生産が止まっている以上、行かないわけにはいかない。
すぐに作業着に着替え、工具を積み込んで現場へ直行。途中で「作業が終わる頃には倒れているかもな」と不吉な予感が頭をよぎる。
現場に着くと、ロボットが思いっきり壊れていた。これは長丁場になりそうだ。すぐにメーカーへ連絡し、状況を説明しながら復旧作業に取り掛かる。
とにかく暑い。熱があるのか、現場の暑さなのか、もう訳が分からない。
それでも必死に作業を続け、昼前にはようやく復旧の目処が立つ。今日中には何とか解放されそうだ。
作業が終わる頃には、安心したのか、大量の汗をかいたせいか、熱もすっかり下がっていた。
お客様からは、いつも急で申し訳ありません。本当にありがとうございましたと感謝の言葉をいただく。
今年も忙しい一年になりそうだ。今日はとにかく早く寝よう。