株式会社セールスエンジ

「設備の未来(あした)をささえる」
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機械商社のしがらみを超えて、お客様本位の選択を

機械商社の業界には、昔からのしがらみがつきまといます。どうしても既存のメーカーを優先して販売しようとする傾向があり、お客様の仕様に合わない機械でも「付き合いだから」と無理に勧めてしまうことがあります。

また、メーカーの対応が遅く、見積もり一つに数週間かかることも珍しくありません。それでも仕方がないとお客様を待たせてしまうことがあるのが現状です。

しかし、そんな古い付き合いのしがらみは商社側の都合でしかなく、お客様からすればただのストレスでしかありません。

商社にとってメーカーとの関係は大切ですが、一番大事なのはお客様です。だから最近は、古い付き合いだけで販売することをやめるようにしています。

先日、従来の取引メーカーで予算取りから進めていた設備案件で、正式な引き合いをいただきました。しかし、予算取りの段階からメーカーの仕様に不満を持っていました。

正式な引き合いとなると、問題をそのままにするわけにはいきません。メーカーと何度も打ち合わせを重ねても課題を軽く考えている様子で、このまま受注したら、間違いなくトラブルになると感じました。

そこで、新たなメーカーを調べ、見積もりを依頼することにしました。ホームページから問い合わせを入れると、すぐにお礼の連絡があり、その日のうちに見積もり回答と図面、詳細な仕様書まで送られてきました。

この対応の速さには驚きました。

すぐにお客様に説明し、メーカーを変更したいのですが、よろしいですかと伝えると、お客様も不安に思っていたようで、メーカーを変えていいですよ、杉山さんに任せますと言われました。

お客様の不安を感じながらも、しがらみに縛られてメーカーを変えないことこそ間違いだったと実感しました。

買うか買わないかを判断するのはお客様です。古い商社は、どうしても取引メーカーに縛られがちですが、うちは創業六年目の若い商社です。しがらみがないことが、むしろ業界では強みになります。

これからも、お客様にとって本当に最適なメーカーを選び、新規取引であっても積極的に提案していきたいと思います。

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