株式会社セールスエンジ

「設備の未来(あした)をささえる」
株式会社セールスエンジ

急なトラブル対応と人脈の大切さを実感した日

普段、電話がかかってこないお客様から連絡が入るときは、たいてい何か問題が起こっているものです。電話の相手を確認し、「もしや…」と嫌な予感がよぎります。納入している機械が頭に浮かぶ中、電話を取ると案の定、お客様からの緊急対応の依頼でした。

「生産ラインを変更しているんですが、工事の途中で不具合が出て、今使っている機械のプログラムを変更して欲しいんですけど、すぐに対応してくれませんか?」

「そ、それって、いつまでにやらんといけん話ですか?」

「できれば、今週中になんとか…」

今週中!?土日を除くと残り二日しかない…。メーカーさんは遠方なので、今日明日に来てもらえるかどうかも分からない。でも、お客様が困っている以上、まずはお願いしてみるしかない。すぐにメーカーさんへ連絡しました。

「昔納入したあの機械のプログラムを急に変更する必要があるんですが、近い日で九州に来れる日がありますか?」

「来月は海外工事が入っているので行けないですが、今月なら空いてますよ」

「そうですか、できれば明日来ていただくことはできませんか?」

「あっ、あ~、明日ですか?いいですよ!」

「マジっすか!!」

翌日、朝一の新幹線でメーカーさんが九州に来てくれて、そのままお客様の工場へ直行。作業はプログラムの変更だけだったので、わずか2時間ほどで終了しました。もしこちらで対応していたら数日はかかっていたはず。工事の再開がすぐにでき、お客様もホッとされた様子でした。

駆け出しの頃は機械の知識も人脈もなく、こうした機械トラブルの呼び出しにはいつもビクビクしていました。でも今は、頼れる人がいることで、スピーディーな対応ができるようになったことを実感します。本当に、色んな方の協力なしではできない仕事だと改めて感じた一日でした。

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