営業の基本は「顔を出すこと」—偶然の出会いが生む信頼
2〜3ヶ月ぶりに顔を出したお客様のところで、事務所に入った瞬間、思いもよらない言葉で迎えられました。
「おおおおっーーーーーー杉山!お前どうして判った?」
「何がですか?どうげんかしたですか???」
なんと、10年前に納入した油圧装置を改造したいという話がちょうど出ていたとのこと。
「丁度、お前に連絡をしようかしてたところだったぞ」
ここ数年、このお客様とはほとんど仕事がなかったので、年に1〜2度しか顔を出していなかったのですが、こんなタイミングで訪問するとは本当に驚きました。
「他のお客さんでも、お前が営業に出てくるといいのにって、最近話をしていたとこやったぞ。たまには顔を出して来て見ろ。大手さんでも取引名義が無くたって、どうにかなろうもん」
最近、営業のやり方について悩んでいました。効率を考えれば、飛び込み訪問の多くは空振りかもしれません。でも、いざ何かあったときに真っ先に声をかけてもらえるような存在でいることが大切だと、改めて実感しました。
営業とは、信頼関係を日々築くこと。こうした偶然の出会いこそ、普段の行動の積み重ねが生む結果なのかもしれません。尊敬する鉄工所の社長ともお会いでき、本当にいい一日でした。営業は行動あるのみ。未来に向かって、また明日も頑張ろう!