営業のアンテナは常に張り巡らせ!思わぬチャンスを逃さないために
昨日、見積りを行っていた引き合いの進捗を伺いに、お客様を訪問しました。
「先日、見積りしていた話は、具体的に進みそうですか?」
「ようやく、プラント全体の見積り図が終わって、これから客先に見積りを出すところ」
「プラント? そんな大掛かりな話だったんですか???」
私が見積りを行っていたのは、プラント内で使用される装置の一部、しかも部品単位のもの。ところが、お客様の図面に目を向けると、なんとそこには見覚えのある機械が!
「これは、定量排出機じゃないですか?」
「この機械扱ってるの? この下の計量システムがうちの範囲で、粉体定量排出機はお客さん手配だけどね」
ショックでした…。その粉体定量排出機は、私が得意として販売しているサークルフィーダ。しかも、かなりの台数が必要とされている状況でした。最終ユーザーさんは長年、タンク内の原料が出てこない粉体ブリッジに悩まされ、タンクをハンマーで叩いて無理やり排出していたとのこと。問題を解決するために色々と探される中で、サークルフィーダに行きついたそうです。
もしもっと早く情報をキャッチして改善案を提案していれば、この案件を直接引き合いとして獲得できていたかもしれません。営業は、小さな情報でも見逃さず、日頃からアンテナを張り巡らせ、積極的に情報収集を行うことが重要だと改めて痛感しました。