営業の大切さを痛感!動き続ける2代目社長の姿勢に学ぶ
いつ訪問しても社長が不在のお客様がいます。メールでのやり取りは朝7時前から始まりますが、日中に訪問してもほとんど会えない。そんな社長が経営するのは、化学プラントの機械やタンクの製造・据付を手がける製缶業の会社。実は最近、20年ぶりにお付き合いが再開しました。
出社時間は朝4〜5時。毎回訪問するたびに従業員の方に「社長はどちらへ?」と尋ねると、決まって「あっち、こっち」と返ってきます。かなりせっかちな社長のようで、「戻られてもすぐに出かけるから、杉山さんが会えるのは奇跡に近いね(笑)」なんて言われることも。長年、営業担当のいない待ちの姿勢の会社だと思っていましたが、実際は違いました。
改めて従業員の方に尋ねてみると、驚くべき事実が判明。なんと社長が不在なのは、営業回りをしていたから。「九州一円を営業で回っているから、事務所にはほとんどいないよ!」と。20年前は、良い仕事をしていれば自然と仕事が舞い込む時代。先代の頃は確かに待ちの工場だったので、社長が不在なのも現場作業に入っていると思い込んでいました。
しかし、2代目社長は時代の変化を見据え、積極的に営業へと動いていました。その結果、業績はここ数年右肩上がり。並々ならぬ努力を重ねている姿に、本当に頭が下がります。営業は、動いてこそ価値がある。学ぶべき点が多く、私自身も負けていられません。今日も全力で取り組みます!「今日もご安全に!」