株式会社セールスエンジ

「設備の未来(あした)をささえる」
株式会社セールスエンジ

冷却塔の給水トラブルを防ぐためにストレーナーを外す理由

冷却塔(クーリングタワー)のボールタップには内部にストレーナーが付いているタイプがあります。しかし、このストレーナーが目詰まりすると給水不良を引き起こし、冷却塔の運転に支障をきたすことがあります。当社では、管理している冷却塔においてストレーナーを取り外す対応をしています。多少のゴミが冷却塔内に入ることは問題になりませんが、給水できずに運転が停止するリスクの方がはるかに大きな損害をもたらすためです。

そもそも、ボールタップにストレーナーは本当に必要なのでしょうか。異物の混入を気にするラインであれば、通常は別途ストレーナーを設置しているはずです。しかし、ボールタップ自体に小さなストレーナーが付いていることで、目詰まりが発生し、かえって給水不良の原因になってしまうことが少なくありません。特に冷却塔のような環境では、多少のゴミが混入したところで大きな問題にはなりませんが、給水が止まることで水位が低下し、設備全体の運用に悪影響を及ぼします。このリスクを考えると、ボールタップのストレーナーは必ずしも必要ではないのでは?と思わずにはいられません。メーカーとしては保険の意味で付けているのかもしれませんが、実際の運用現場では、むしろ取り外した方がトラブルが少なくなるケースが多いのが実情です。

取り外したストレーナーは回収し、社内でコレクションしています(笑)が、よく見ると形状や材質が異なるさまざまなタイプがあることに気づきます。どのメーカーのボールタップにも独自の設計があり、それぞれに特徴があるのが興味深い点です。ストレーナーのコレクションは今後も増えていきそうです。

公式SNS