冷却塔の清掃が環境省の温室効果ガス対策として紹介されました
当社セールスエンジが提供する「冷却塔の充填材清掃サービス」が、実は環境省の温室効果ガス排出抑制の対策指針に掲載されています。
環境省が公開している、業種別の温室効果ガス削減対策ガイドライン。その中で、冷却塔の効率改善策として「充填材の清掃」が有効な手段として明記されているんです。
清掃がエネルギー効率を高める?
冷却塔は、工場などの設備を冷やすために使われる重要な装置です。その内部には充填材という部材があり、水と空気の接触面積を増やすことで冷却効果を高めています。
ところが、日々の使用でその充填材にスライムや汚れがたまり、熱交換の効率がどんどん落ちていく…。結果として、冷却性能が下がり、冷凍機の負荷が増え、余分な電力を使うことに。つまり、CO₂の排出も増えてしまうわけです。
環境省のガイドラインでは、以下のように紹介されています:
「冷却塔内の充填材の清掃により、熱交換効率を改善し、冷凍機の電力消費量を低減する」
(環境省 温室効果ガス排出削減対策 技術・対策選定ガイドライン【業種別】No.138)
まさに、当社が日々取り組んでいる作業が、CO₂削減にもつながっているということになります。
現場での取り組み
セールスエンジでは、冷却塔の現場において、高圧洗浄や手作業による清掃を行っています。充填材を取り外すのではなく、現場で効率よく、かつ丁寧に洗浄作業を進めることで、設備の停止時間を短縮しながらも確実に冷却性能を回復させています。
普段はあまり注目されない冷却塔の中ですが、こうした見えない部分のメンテナンスが、省エネや環境負荷の軽減につながっているというのは、ちょっと誇らしい話です。
▼参考資料
https://www.env.go.jp/earth/ondanka/gel/ghg-guideline/search/pdf/01_138.pdf