大きな仕事を受ける前に、中小企業が考えるべきこと
今、熊本と言えば「あの企業さん」と言われる会社から、仕事のお話をいただいています。
本当にありがたい話です。
ただ、正直に言うと、かなり慎重になります。
規模が大きい仕事は、受けた瞬間に会社の体制が一気に変わることがあります。
人も取られる。
時間も取られる。
現場の段取りも変わる。
場合によっては、今まで大切にしてきた既存の仕事が回らなくなることもあります。
もちろん、売上は増えるかもしれません。
でも、利益があまり残らなかったり、現場が疲弊したり、今のお客様への対応が遅れたりするなら、それは本当に良い仕事なのか考えてしまいます。
特に、下請けとしてただ使われるだけの仕事なら、なおさら魅力は感じません。
うちは、今のお取引先様に支えられてここまで来ました。
困った時に声を掛けてくださるお客様。
長くお付き合いしてくださるお客様。
信頼して任せてくださるお客様。
そうしたお客様に迷惑を掛けてまで、新しい仕事を追うのは違うと思っています。
大きな仕事を一気に取りに行くより、今ある信頼を大切にしながら、堅実に積み上げていく。
派手さはありませんが、その方が結果的に事業は強くなる気がします。
中小企業は、仕事を増やすことも大事です。
でも、それ以上に「どの仕事を受けないか」も大事です。
それにしても、うちに話が来るくらいなので、どこも慎重に考えているのかもしれませんね。

