素直な人ほど、最後に伸びる
これまで多くの人を採用してきましたが、うまく成長できなかった人には、ある共通点があるように感じます。
それは、何でも他人や環境のせいにしてしまうことです。
いわゆる「他責思考」です。
頼まれた仕事ができなかった時に、まず言い訳をする。
できない理由を探して、その場を何とか乗り切ろうとする。
もちろん、仕事なのでうまくいかないことはあります。
ミスもありますし、予定通りに進まないこともあります。
ただ、その時にどう受け止めるかで、その人の成長は大きく変わると思っています。
その場では言い訳で済んだように見えても、周りは意外とよく見ています。
「あれ、また人のせいにしているな」
「本当は自分でも気づいているんじゃないかな」
そんな小さな違和感が、少しずつ信用を減らしていきます。
信用というのは、急になくなるものではなく、小さな積み重ねで失われていくものだと思います。
一方で、伸びる人はとてもシンプルです。
ミスをしたら、素直に認めて謝る。
分からないことは、分からないと言う。
そして、「教えてください」と頭を下げることができます。
これは簡単なようで、意外と難しいことです。
年齢を重ねたり、経験が増えたりすると、素直に聞くことが恥ずかしくなることもあります。
でも、本当に成長する人は、そこで変なプライドを出しません。
自分の課題から逃げずに、きちんと向き合います。
失敗したことよりも、失敗した後にどう動くか。
ここに、その人の本当の姿が出ると思っています。
素直さは、決して弱さではありません。
むしろ、成長するための強さです。
自分の足りないところを認められる人は、周りからも応援されます。
教えてもらえる機会も増えます。
そして、少しずつできることが増えていきます。
結局、最後に伸びるのは、素直な人です。
仕事ができる人というのは、最初から完璧な人ではありません。
失敗しながら、学びながら、自分を少しずつ変えていける人です。
そういう人が、長い目で見ると一番強いのだと思います。

