冷却水処理剤が異常な減り方をする原因

こんにちは、「技術と安心のサプライヤー」セールスエンジの杉山です。

 

毎月、点検でご訪問しているお客様で、タンクに入った冷却水処理剤が異常な減り方をしていました。

 

先月の点検時は、タンクに半分ほど入っていたのが、今月は残量が0です。通常は、ひと月で4~5Lくらいしか使用しないのに、急に薬剤が無くなるなんて。こんな時は、何かトラブルが起こっています。再発防止のために徹底的に原因を突き止めます。原因不明のままでは、また、薬剤をムダに注入する恐れがありますからね。

 

冷却水薬剤タンク

 

このように、突然、タンクに入った冷却水処理剤が無くなるのは、いくつか原因がありますのでご説明します。

 

  1. 薬注ポンプの設定ミス
    点検時に薬注ポンプの動作確認を行うためにマニュアル運転を行って、自動運転に戻し忘れる事があります。手動で動かした際には、必ず自動運転に戻したかの確認を行います。

  2. 薬剤タンクの液漏れ
    タンクを長年使用していると、紫外線による劣化でヒビが入り、冷却水処理剤が漏れることがあります。10年程でタンクは交換が必要です。

  3. オーバーフィード現象
    ダイヤフラム式の薬注ポンプでは、液の吐出するホース先端が低い位置にある場合、サイフォン現象で液が滴下する事があります。ホース先端に取り付いた、サイフォン止チャッキ弁の不具合が考えられます。

今回は、サイフォン止チャッキ弁内部の、弁にゴミが混みこんでいて、チャッキ弁としての逆止機能が働かず液だれしていました。ちょっとしたことが原因で、冷却水の水質が悪化してしまいます。冷却水の管理は、日々の点検がとても重要です。

 

サイフォン付チャッキ弁

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