冷却水のスケール障害で多い炭酸カルシウムとは

こんにちは、「技術と安心のサプライヤー」セールスエンジの杉山です。

 

冷却塔(クーリングタワー)や熱交換器などのスケール障害で多いのが、炭酸カルシウムスケールです。

 

写真は、丸形冷却塔の充填材に固着した炭酸カルシウムのスケールです。ガチガチに固まり充填材のすき間から水が流れない状態になっています。

 

炭酸カルシウムスケール

 

カルシウムイオンと炭酸水素イオンが、あるpHのアルカリ度と温度条件によって炭酸カルシウムとして析出されます。

 

冷却水中では、炭酸カルシウムが析出する条件をすべて満たしています。そのため、水の濃縮管理を怠ると、スケール障害が発生します。

 

炭酸カルシウムが析出する条件は、

  • 硬度分のカルシウムが多い
  • pHがアルカリ性である
  • 水温が高い
  • 酸消費量(pH4.8)(炭酸水素イオン)の濃度が高い

などが、炭酸カルシウムスケールが析出しやすい条件に冷却水はすべて該当します。

 

とくに、補給水のカルシウムイオンが多く含まれている地域の水質では、スケール障害に注意が必要です。カルシウムイオンが多いほど、さらに条件が悪くなります。

 

YouTubeでも炭酸カルシウムについて解説しています。

 

 

炭酸カルシウムを防ぐには、軟水装置による硬度分(カルシウム、マグネシウム)の除去も効果があります。

 

軟水装置についてのお話は、こちらです。

 

 

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