Vol.01 ピット併設の丸形冷却塔(クーリングタワー)の年1回定期清掃
丸形冷却塔(クーリングタワー)の清掃
今回は、こちらの丸型冷却塔(クーリングタワー)の清掃を行いました。
メーカー:日立アプライアンス製
丸形開放式冷却塔 型式:MT-501
台数:3台

冷却塔(クーリングタワー)の清掃に必要な道具
清掃に必要な道具は、高圧洗浄機や掃除機などです。さらに、水を使用するためホースが必要であり、高所作業には梯子や脚立、安全帯が必要です。また、汚泥やスケール屑、虫の死骸を回収するためには土嚢袋が必須です。

冷却塔(クーリングタワー)の清掃ビフォーアフター
ルーバー
BEFORE

AFTER

充填材
BEFORE

AFTER
送風機
BEFORE

AFTER

冷却塔内部
BEFORE

AFTER

ストレーナー
BEFORE

AFTER

地下水槽(冷却水ピット)
BEFORE

AFTER

ピットへ給水

最終的な汚泥等

ピットへの給水や最終的な汚泥などがありますが、比較的キレイに管理されており、汚れも簡単に落ちる状態でした。
実際に、この冷却塔(クーリングタワー)はセールスエンジによって水質管理が行われており、年に1回の清掃を実施しています。写真からも、スケールの付着がほとんど見られないことが分かると思います。
適切な水質管理と定期的な清掃を行うことで、冷却塔(クーリングタワー)を長くキレイに保ち、トラブルが激減します。
清掃作業の動画公開中!
冷却塔の清掃頻度
冷却塔(クーリングタワー)の清掃は、設備の安全性と効率性を確保するために非常に重要です。一般的に、冷却塔の清掃頻度は法令で推奨されるものがありますが、それに加えて設備の状態や運用状況によっても異なります。
法令で推奨される清掃頻度は年に1回の高圧洗浄機による清掃と、月に1回の点検と合わせて、半年に1回水槽下の部分の洗浄を行うことです。これによって、冷却塔の内部に付着した汚れや堆積物を取り除き、設備の効率を最適化し、長期間にわたって安定した運転が可能となります。
また、年に1回高圧洗浄機による清掃を行うことで、冷却設備を20年や30年と問題なく使用できることがあります。定期的な清掃によって、設備の寿命を延ばし、メンテナンスコストを削減することができます。
冷却塔(クーリングタワー)の清掃方法
この動画では、冷却塔(クーリングタワー)の清掃方法と手順を詳しく説明しています。清掃作業に必要な道具や作業手順について、是非ご覧ください。
記事を書いた人
