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冷却塔トラブル改善プロ

ボールタップの不具合によるトラブル

こんにちは、「冷却塔トラブル改善プロ」の杉山です。

冷却塔(クーリングタワー)で使用されるボールタップが原因で起きる、トラブルと対策について説明いたします。

当社では毎月、お客様を訪問し冷却塔(クーリングタワー)の点検をおこなっていますが、ボールタップが引っかかって給水されてなかったり、水が漏れて冷却塔から水がオーバーフローするなどの不具合をよく発見します。

また、ボールタップにストレーナー(金網)が付いている機種があり、金網が目詰まりすることで給水が滞り、冷却水の推移が低下し、循環ポンプがエアを噛みして循環不良を引き起こす可能性があります。

冷却塔メーカーによっては、予めボールタップの金網(ストレーナー)を外されている機種もありますが、ほとんどの冷却塔(クーリングタワー)では、ボールタップに金網が付いたままになっていますので、ストレーナーを分解し金網を外すことをお勧めします。

分解方法は、ボールタップの上部キャップをスパナで回し外すと内部の金網を抜き取ることができます。

写真は、錆で目詰まりしたストレーナの金網です。

金網を洗浄後です。金網のメッシュが小さいので錆が流れているとすぐに詰まってしまいます。

冷却塔(クーリングタワー)にとって、ボールタップは重要な役割を果たしますので、定期的にメンテナンスし、不具合を未然に防ぐことが重要です。

よくあるご質問

ボールタップの不具合はどのようなトラブルを引き起こすのか?

ボールタップの不具合は、冷却水の流れを止めてしまうことでトラブルを引き起こします。ボールタップから水が出なくなると冷却水の水位が下がり、最終的にポンプにエアが入って循環不良を起こす可能性があります。

ボールタップのトラブルを防ぐ改善ポイントは何か?

冷却装置におけるボールタップの改善ポイントは、ボールタップの金網を外して詰まりを防ぐことです。

金網の詰まりが冷却装置のトラブルにつながる可能性は?

金網が詰まると、ボールタップから水が出なくなり、冷却装置のトラブルを引き起こす可能性があります。

動画について

YouTubeでは、ボールタップの不具合によるトラブルについて解説しています。ご視聴ください。

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セールスエンジでは、水の4大トラブル(スケール、腐食、スライム、レジオネラ属菌)などでお困りの方に、水質管理の効果をご実感いただくため、冷却水管理装置の無料テスト機貸出しをおこなっています。お客様の冷却塔(クーリングタワー)にテスト機を設置し、定期的に水質分析をおこない、見た目ではわかりずらい水質改善の効果を数値でご確認いただくサービスです。(水質管理装置テスト機貸出しについて詳しくはこちらをご覧ください

冷却塔(クーリングタワー)のトラブル改善については、「冷却塔トラブル改善プロ」まで、お気軽にお問い合わせください。

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