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冷却塔トラブル解決!水処理薬剤の効果を最大化する方法

こんにちは、冷却塔トラブル改善プロ、株式会社セールスエンジの杉山です。冷却塔(クーリングタワー)で水処理薬剤を使っても、スケールや藻が増えて困っているという相談をよく受けます。その多くは、使い方が間違っているためです。ここでは、水処理薬剤を効果的に使う方法をわかりやすく説明します。

効果がでない原因

水処理薬剤がうまく効かない原因は、濃度の管理不足や水の入れ替えが多すぎることが考えられます。水処理薬剤は、少量の濃度調整が必要で、水の中に十分に溶けることが大切です。濃度をしっかり管理しないと、スケールやスライム(ヘドロ)が発生し、薬剤の効果が落ちてしまいます。水の濃度を定期的にチェックして、安定して保つことが重要です。

効果を引き出すポイント

  1. 濃度の管理が重要:水処理薬剤は、少しの濃度の違いでも効果が変わります。
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  2. 原因の理解:効果が出ないのは、濃度管理が不十分だったり、水を入れ替えすぎたりするからです。
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  3. 水中での均一化:薬剤が水の中でしっかり均一に溶けることが大事です。
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  4. 濃度の維持:濃度管理ができないと、スケールやスライムができやすくなり、効果が落ちます。
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  5. 水の分析:水の濃度を測って、安定させることが必要です。

まとめ

水処理薬剤の効果を最大限に引き出すには、少量でも正確に濃度を管理することが重要です。効果が出ない原因は、濃度管理の不足や水の入れ替え過多です。薬剤が水にしっかり溶けることが大切で、濃度管理が不十分だとスケールやスライムができ、効果が低下します。定期的に水の濃度をチェックし、安定して保ちましょう。

これらのポイントを守ることで、冷却塔の水処理薬剤の効果を十分に発揮させ、問題のない安定した運用ができます。

記事を書いた人

杉山 哲也

株式会社セールスエンジ 代表取締役社長

杉山 哲也

「冷えない」「流れない」「詰まる」その時の不安を、すぐに解消できる存在でありたい。工場の安定稼働を陰で支える“縁の下の力持ち”として、冷却塔の管理に取り組んでいます。
このブログでは、専門的な内容をわかりやすく嚙み砕き、設備担当者の方がすぐに活かせるヒントを発信しています。
対応エリア:九州北部(福岡・熊本・佐賀・長崎・大分)

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